今日はお取引先のH商亊に私の後任担当となる、営業2年目のA君を同行して、紹介。
何とか滞りなく引継ぎを終え、先方の事務所を退出。
丁度、お昼休みの時間だったので、ついでにランチを済ませて帰社することに。

ボールペンを取り出して、手帳に書きつけようとしたところ、ナント、インクが出てきません。

A君、申し訳ないけどボールペン貸してもらえない?

後輩のA君が渡してくれたボールペンを使ったところ、やけに滑らかに書けるじゃありませんか!もしかしてこれは、例のアレでは!?

違いが分かってますね~
書き味が抜群で、最近の僕のイチオシなんすよ。( ̄∇ ̄)v ドヤッ!


ビジネスシーンに相応しいボールペンとは?
[st-kaiwa1]水性インクってインクの乾きが遅く、滲みやすいっていう欠点があるの。
折角作った見積書や、お客さんに貰ったサインなんかが、擦れて汚れちゃったりしたら大問題。
だから、公的文書や契約書なんかの重要な文書には耐光・耐水性があり、文字が消えにくく、長期間保存できる油性ボールペンが、最適なの。[/st-kaiwa1]」
[st-kaiwa2 r]なるほど~。それじゃ、僕としてはチョッと不満だけど、会社支給のボールペンで我慢するか~。


営業の仕事ってのは、自分の会社の製品の良さを伝えて、相手にお取引してもらうことなのよ。
個人対個人じゃなく、会社対会社になるんだから、扱う金額もそれ相当のものになるはずよね。
そんな高額な取引を成功させるためにお客様と色々やり取りしたり、提案したりしてやっと信頼関係を築きあげて、いざ契約ってなったときに、サインするために差し出されたボールペンが販促用の広告入りだったり、キャラクター付きだったりしたらどうなのよ?


しかも、A君はこれからH商亊を担当する訳でしょ?
ある程度きちんとしたボールペンを1本持ったほうがいいんじゃないの?
それじゃ~、バリバリのやり手営業マンらしい、チョーかっこイイボールペンを教えて下さいよ。( ー`дー´)キリッ


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ビジネス用ボールペンを選ぶ場合の2つのポイント
メモを書いたり、契約書を記入して頂いたり、サインをしたりと、様々なビジネスシーンにおいて、ボールペンは、必須アイテムですよね。
そんな時、出来る営業マンなら、一目置かれるそれなりのボールペンを用意したいもの。

ビジネス用のボールペンって、ただ単に高級でさえあればいいってもんじゃないのよ。
購入する場合に気をつけておいた方がいいポイントがあるから、2点程、挙げておくわね。
1 外見
ビジネス用のボールペンであれば、お客様の前で筆記したり、お客様にお使い頂く場合があるということを考慮する必要があるでしょう。
そのため、デザインはあくまでシンプルで、軸色はブラック、若しくはブラックとシルバーのコンビなどの物が、ビジネスシーンばかりではなく、冠婚葬祭などのフォーマルな場面など、時と場所を選ばずに使用が出来て便利でしょう。

人と違ったものが、持ちたいからっていって派手なボールペンを選ぶのはNGよ。
2 コストパフォーマンス
ボールペン用のリフィル(替芯)には互換性があり、他メーカーのものでも使用できるものと、メーカー専用のリフィルを使用するものがあります。
互換性を求めるのなら、パーカーG2タイプという、スタンダードリフィルが使えるブランドのボールペンを買うことを、おススメします。
G2タイプは、多くのブランドが採用しているので、万年筆カートリッジの規格品のように多くのブランドで、共通に使うことができます。

メーカー専用リフィルだと、替芯が必要になった時、探しても中々見つからない、やっと見つけたのはいいけどビックリする程、値段が高いっていう恐れもあるわよ。
リフィルについても、購入時にしっかり確認しておいたほうがいいわね。
先輩、できればおススメのボールペンを具体的にいくつか、教えて貰えませんか?

営業マンにおススメの質の良いボールペン3選

その1 パーカー:アーバン・プレミアム・マットブラックBT
【機構】 ツイスト式油性ボールペン
【サイズ】 長さ:139mm 軸径:11mmφ 重さ:34g
【参考価格】本体:5,400円 (税込) リフィル:864円 (税込)
120年以上続く、フランスの高級筆記具ブランドであるパーカー。
万年筆メーカーとしてのイメージが強いパーカーですが、ボールペンの世界でも大きな成功を収め、パーカーの中芯は今やデファクトスタンダードとして、世界中で普及しています。
人気の高いパーカー・アーバンは都会的でスタイリッシュなデザインが特徴のシリーズで、適度な重さと程よい軸の太さが生み出す滑らかな書き心地で、ヨーロッパでも高い評価を得ています。
その中の一つである「アーバン・プレミアム・マットブラック」はボディの上・下部が艶やかな漆黒のラッカーで、真ん中の部分がブラックマット仕上げ、クリップはお馴染みの矢の形のモチーフと、ブランドの特徴もしっかり見て取れます。

本体の価格も、それほど高くないから、若いA君でも使いやすいんじゃないかな。
その2 ウォーターマン:エキスパート エッセンシャル ブラックCT
【機構】 ツイストタイプ
【サイズ】 長さ:143mm 軸径:約13mmφ 重さ:37g
【参考価格】本体:12,960円 (税込) リフィル:972円 (税込)
フランスのウォーターマン(Waterman)は毛細管現象を応用し、世界で初めて万年筆を作ったメーカーとして、その名を知られている一方、
ボールペンにおいても、その技術と伝統をしっかりと受け継いでいます。
又、技術力のみならず「書くジュエリー」と称されるほどの、洗練されたパリのイメージを彷彿とさせる美しいデザインでも知られており、現在では、フランス最大級の筆記具ブランドとして、確固たる地位を築いています。
エキスパートシリーズは、ウォーターマンならではの、エレガンスを感じさせる丸みのある優美なフォルムを特徴としており、中でも「ブラックCT」は、宝石のような漆黒のラッカーのボティとニッケルパラジウムプレート仕上げの口金やクリップのコントラストが、時代を超えた美しさを感じさせます。

残念ながら、この製品はG2タイプじゃないからリフィルの入手って点では、ちょっと不便ではあるんだけど、ま、あらかじめデパートとかで予備を買い置きしておくことを、おススメするわ。
多少重量が重めナンだけど、軸のバランスが優れているから、長時間使用しても疲れにくいし、正に『エキスパート』って名前に相応しくビジネスパーソンが、仕事用にヘビーに使うのに打ってつけだと思うわよ
その3 モンブラン:マイスターシュトゥック プラチナ クラシック(P164)
【機構】 ツイスト式ボールペン油性
【サイズ】 長さ:約140mm 軸径:約12mmφ 重さ:約25g
【参考価格】本体:50,760円 (税込) リフィル:1,188円 (税込)
ビジネスマンなら誰でも、一度は持ってみたいと思う、憧れの高級筆記具ブランドモンブランの、マイスターシュトゥックは正に一生もののボールペン。
白いアルプス山脈の雪を、イメージしたシンボルマークの「ホワイトスター」が天冠に輝き、正にモンブランならではの伝統的なスタイルが不動の人気を誇る、定番ボールペンです。

実は私の主人が、コレを使っているの。
ポケットに挿していれば大概の取引先や、上司が気付いてくれて、会話のきっかけにできるんだそうよ。
残念ながら、これもG2タイプのリフィルじゃないうえ、値段も1,000円超えてたりとちょっとコスパも、悪いんだけど自分への投資って、考えれば思い切って、選択肢に入れてみてもいいんじゃないかな。
先輩、僕すっごく燃えてきました。
ヤッパ、できる営業マンには、上質のボールペンがマストですよね。
会社に帰ったら早速、教えてもらったボールペンを、ネットで検索してみます。(っ ` -´ c)アツイゼ


ネットで見るのもいいんだけど、それだと質感とかが分かり難いんだよね。
できれば実際に手にとってみて、書き味なんかも試したほうがイイと思うわよ。
そこで提案なんだけど、私も切れちゃったリフィルを買い足したいから、これから文房具専門店に寄ってから会社に帰るっていうのは、どうかしら?
そうと決まれば、のんびりランチなんて食ってる場合じゃないっすよ。
早速、出掛けましょう!


おわりに
営業職であれば、服装や身なりをしっかり整える、というのは常識ですが、ビジネスシーンに欠かせないボールペンも当然、人に見られて恥ずかしくないもの、「おっ」と思われるものを
選びたいものですよね。
そろそろちゃんとしたボールペンを持ちたいって、考えているあなた。
ぜひ一度、文房具専門店に出掛けてみてはいかがでしょうか?
100円のボールペンを、差し出されてムッとする人はいても、キチンとしたボールペンに不快感を感じる人は、そうそういないのではないでしょうか?
あなたのビジネスを、サポートしてくれるそんな素敵なボールペンが見つかると、いいですね。