転職するときは、書類手続でなにかと大変。
友人「健康保険の手続に離職票が
必要だというんだけど、
ハローワークに出しちゃって、無いよ。」
私「私も前に退職したときに
先にハローワークに行っちゃって
後からあせったよ。
でも、いろいろと方法はあるから
詳しく教えてあげるね。
書類手続の前に
離職票のコピーを
取っておけばよかったと思ったな。」
離職票とは
離職票は
会社を退職したことを証明する書類。
失業手当てをもらうのに必要です。
通常10日以内に会社から本人
発行されます。
二週間過ぎても届かないときは、
会社に請求することができます。
それでも送ってくれないときは、
会社を管轄するハローワークに
連絡しましょう。
離職票-1、離職票-2があります。
離職票-1は
失業手当(基本手当)の
振込先金融機関を指定する用紙です。
離職票-2は
退職直前6ヶ月の給料の金額と
退職理由が記されています。
そして、退職時に受け取る書類もあります。
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退職時に受け取る書類
●離職票-1、-2
会社を退職したことを証明する書類。
失業給付の受給手続きの際に
ハローワークに提出します。
●雇用保険被保険者証
雇用保険の加入者であることを証明する書類。
雇用保険の受給手続きに必要。
転職先が決まったら、
新しい会社に提出します。
●源泉徴収票
所得税の年末調整に必要。
転職先が決まったら提出し、
前の会社の分も
まとめて年末調整します。
退職した年内に再就職しなかった場合は、
翌年の3月15日までに
税務署に行って確定申告します。
●年金手帳
公的年金の加入者
であることを証明する手帳。
転職先が決まっていない場合は、
国民年金の手続きを
市区町村の役所で行います。
退職後に必要な手続き
普通の手続きは、次の順番でおこないます。
1)国民年金の手続き
2)国民健康保険の手続き
3)失業保険の手続き
まず1)と2)を済ませます。
場所は
市区町村の役所やその出張所です。
1)は免除申請もできます。
このときに離職票か
雇用保険受給資格者証が必要です。
次に、離職票-1(コピーでも可)と
自分の通帳を持って、
銀行へ行き確認印を貰います。
そして、最後に3)のために
ハローワークへ行きましょう。
離職票を先にハローワークに出してしまい
手元になくなった場合は、
ハローワークに行って
「離職票のコピーをください」
といえば、もらえます。
その際本人確認用の
運転免許証などの書類が
いりますので、忘れずに。
他にも、退職した日付が証明できる書類なら
離職票の代わりになります。
・雇用保険受給資格者証
・退職証明書
・源泉徴収票(退職日記載のものに限る)
・退職辞令
・解雇通知
などでも大丈夫です。
ただし、雇用保険受給資格者証は
雇用保険受給手続きを
しないと発行されません。
この手続のためには
離職票が必要です。
なので、離職票のコピーをもらうこと
が一番手軽なのです。