領収証に貼られる印紙!カード払いの時はどうなの?

   

先日、待ちに待ったボーナスが出たので、
自分にささやかなご褒美のつもりで、
ブランドのバッグを購入しました。

 
そんなに高級ブランドではないのですが、
カード払いにした方がポイントも付くと思い、
カードで一括払いにしたら、

利用伝票には収入印紙が
貼られていません
でした!

 

一応、それなりのお値段はしたから、
現金で購入していたら、印紙は
貼られていたはずなのに。

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でも、個人の買い物だからいいか。
と、その時はやり過ごしていたのですが。

 
もし、これが会社の支払いだったら
大丈夫なんだろうか?

そもそも、会社の支払いをカード払いでは
あまりしませんが、気になったので
調べてみたら、面白い事が分かりましたよ。

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収入印紙とは

5万円以上(平成26年4月から)の領収証に
貼付される、収入印紙(印紙)について
改めておさらいしましょう。

 

印紙とは、ズバリ印紙税という
税金の証票・証拠です。
印紙を貼る=『税金を納めた』という事ですね。

但し、単に貼っただけでは納めた事にはならず、
印紙と文書にまたいで印章、または署名
『割印』をしなければなりません。

 
これは、印紙の再利用を防ぐためです。

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また、印紙を貼りつけるべき所に
貼りつけていない場合、印紙の額面の3倍に
あたる金額を支払う義務も、課せられています。

 
何故、そんな税金が課されるのかというと、

経済取引に伴い文書を作成する事で、
法律関係が安定化するメリットがある為、
税金を負担してほしい、という訳なのです。

 

ものすごく、上から目線な気がするのは
私だけでしょうか・・・。

 
それはさておき、この印紙税はオランダで
17世紀に戦費調達の為に考案され、
日本でも明治時代に導入されました。

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印紙が貼られる対象になるもの

ここで、重要なのが先程の文書です。

 
印紙を貼付しなければならない文書は、
法律で、課税文書と決められていて、
以下で紹介する物には、印紙が貼られます。

 

1号文書 不動産の譲渡に関する契約書

不動産を売買する際の契約書には、
印紙が必要です。

 

3号文書 手形

 
商品代金の支払いなどで、
手形を発行する場合にも、印紙が必要です。

但し、記載された取引金額が10万円未満の
場合は不要です。

 

6号文書 定款

会社を最初に設立する際の定款には、
印紙が必要です。
税額は一律、40,000円と決められています。

 

7号文書 業務委託契約書

継続的な、取引の基本となる契約書には、
印紙を貼る必要があります。
税額は一律、4,000円と決められています。

 

17号文書 商品販売代金の受取書

いわゆる、領収書です。
5万円を超える領収書には、200円の印紙
販売者が貼付し、割印をしなければなりません。

100万円を超える場合には、その都度
印紙税額が変わります

 

カードの利用伝票は領収書にはならない?

問題は、カード払いした時の利用伝票が、
領収書に該当するのか
、ということです。

 
カード払いをした時にもらう、利用伝票には、
利用日や商品、支払金額が記載されていて、
一見、領収証のようにも見えます

が、税法上では領収証には、該当しません

支払いを受ける側が発行する、領収書とは、
商品などを購入した者から、売上金
有価証券を受け取った、という

事実を証明する為の書類です。

 
一方で、利用伝票はカード払いという
信用取引の書類に過ぎず、支払いを受ける側は
金銭も、有価証券も受け取っていません。

ですので、利用伝票は領収書には該当せず
また、支払いを受ける側も領収書を
発行する義務も生じないのです。

 

因みに、仮に、カード払いをして、店側に
領収書を発行してほしい、と頼んだとします。

その時、利用伝票と別に発行してくれるかは、
店側の判断によります

 
たとえ発行してくれる場合でも、
『クレジットカードにてお支払い』等と、
記載されているはずです。

カード払いはあくまでも信用取引
あることから、金額が5万円以上でも
印紙は貼ってもらえません

 

まとめ

あまり、深く考えていませんでしたが、
カード払いは、信用取引だからと
言われれば、それも納得できますね。

こちらは支払ったつもりでも、
実は、その時点ではお金はまだ
店側には支払われていないのですから。

店側としては、金銭を受け取っていないのに
印紙を貼る=税金を払う必要はない
ですよね。

逆に、私が会社で印紙を貼る立場に
なった時に、よく考えようと思いました。
印紙は、大事な税金ですからね。

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 - 税金に関すること