公務員の退職金っていくらくらいなの?民間企業とどう違う?

   

公務員といえば、安定した職業として
根強い人気がありますよね。

お給料も男女で、差がないというのも
魅力の1つであると言われています。

「でも、安定していても今のこの
不景気で、昔みたいな退職金が出る
ものなの?」

こんな疑問を抱えているのが、知人の
義理のお母さん、お姑さんですね。

なんでも、知人の義理のお父さん
地方公務員だそうで、来年定年を
迎えるのだとか。

 
勤続45年、そんなに出世街道を歩いた
わけではないけれど、家庭を支えてきた
すごい人だそうです。

なのですが、お姑さんとしてはねぎらい
そうだけど、今後の生活を考えなければ
いけないので、疑問は当然かもしれません。

 
今回は、公務員の退職金ってどれくらい?
民間企業との違い
というのをご紹介したいと思います。

スポンサーリンク

退職金をもらえて当然は公務員だけ?

退職金と聞いて、想像するのは、長い間
勤務お疲れ様、というねぎらい金
という感じでしょうか?

 
この退職金、どんな職業でも、だれでも
もらえるもの、と思いますか?

実は、この退職金というのを必ず
約束されているのは、公務員くらい
なものなのです。

 
民間の企業、特に中小企業は経営が
苦しいのもあるのでしょうが、退職金が
支払われないというケース、多いのです。

これは、国が企業に退職金は絶対払いなさい
と、まあ、こう言っていないからなのですが
どうです?びっくりではないですか?

退職金がもらえるのは退職給付制度、という
制度を導入している会社だけで、75.5%の会社が
これに該当するそうです。
 

ですが、半面で24.5%の会社はこの制度を
取り入れておらず、退職金を支払っていない
退職金なし、ということになります。

そう考えると、公務員というだけでお得感
あるような気がしませんか?

そういう見方をすれば、公務員の旦那さんを
捕まえた知人のお姑さんは、ある意味
ラッキーであるように感じます。

スポンサーリンク

その公務員の退職金ってどれくらいなの?

これは、公務員と言ってもいろいろと
職種など、あるので一口にこう!というのが
言えません。
 

ただ、今回は知人の話に乗っていくので
地方公務員について、書いていきたいと
思います。

地方公務員という職業の人は、地方自治法
というのがあって、これで計算式
決められています。

 
計算式はのようなものです。

退職時俸給月額×退職理由・勤続年数別支給率
+調整額=退職金額

調整額、というのは職責などに応じて
月ごとで加算される金額になります。

そして、支給率というものですがこれは
勤続年数によってかなり差がでてきます。

ざっくり言うと、長く勤めれば勤めただけ
支給率は高くなります。

簡単に箇条書きにしましょう。

  • 勤続1年……基本給×0.6
  • 勤続3年……基本給×1.8
  • 勤続5年……基本給×3.0
  • 勤続10年……基本給×6.0
  • 勤続15年……基本給×12.4
  • 勤続20年……基本給×23.5
  • 勤続25年……基本給×33.5
  • 勤続30年……基本給×41.5
  • 勤続35年……基本給×47.5
  • 勤続45年……基本給×59.28

ちょいちょい、間の金額が
抜けていますが、だいたいこんな感じです。

 

知人のお義父さんは、勤続45年で給付率は59.28
月の給金が40万円くらい、として退職金は
ざっくり、2371万円はもらえる計算になります。

これは、民間企業の同年勤続の人より
下手すると、倍近く多い金額です。

それというのも、民間企業の退職金
そもそも、計算式違っているのです。

 
民間企業の場合ですと。

退職時俸給月額×就業年数×給付率
=退職金額

という、計算式が成り立ちます。

この給付率というのが、肝でして
退職理由が自己都合ですと、0.6
会社都合ですと、0.7になります。

月の給金が知人のお義父さんと同じ40万
だとして、45年勤め、会社都合で退職
したとしても、約1260万円となります。

金額としてはだいたい、こんな感じです。

 

まとめ

端折ってしまうと、公務員は給付率が
非常に良いのです。

良いのですが、この金額差はなんなんだ!
と、まあ、民間より高すぎると
公務員に非難がグサグサ刺さったわけです。

そんなこんなで、2012年、改正に関する
法案が閣議決定され、徐々に減額され
最終的には、14.9%カットされました。

 
つまり、この法案が通るまでの人は
もっともらっていた、ということになります。

 
それでも、今の金額でも十分にあると
私などは思いました。

知人も交え、お姑さんとそんな
してみたところ、お姑さんはへえ…と
言って、なにやら納得していました。

「じゃあ、老後のやりくりは私の
手腕にかかっているってことね?」

そんな感じですね、そう言うと、がぜん
やる気を出して、今日はお父さんの好きな
料理を並べようと張り切っていました。

子供のことも終わって、いつもやりくりに
こだわっていたのが、今回のことで
ねぎらう気持ちに大きく傾いたようです。

 

あなたも公務員の退職金が気になりますか?

民間企業では体験できない職業ですが、今回
ご紹介したことも含め、将来を考えてみてくださいね。

スポンサーリンク

 - 退職に関すること, 公務員に関すること